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排気系 チャンバー清掃

再生中のKSR80排気編です。

コレが装着されていたチャンバー。
やたら軽いので純正ではなさそうです。 ドコのメーカーなんだろう。。
見事にサビまくってます(^^;

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コイツがサイレンサー。
形状からするとプロスキル製のような・・・造りもマトモな感じがします。

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ネジ2本で止まっているだけなので、早速引き抜いてみます。
まぁ・・・でしょうね・・・ってな状態です(^^;

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サイレンサー内部はこんな感じ。

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内部清掃に入ります。 まずはチャンバーから。
自立している立ち姿が可愛らしいです。
安価でガンガン使えるサンエスK1を温めて内部に注ぎます。

液漏れしないように出入口をラップで密閉して更にビニールテープを巻いてます。

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サイレンサーをどうやって固定しようかと考えまして
辿り着いたのはこんな感じ。 コチラもラップ巻きで液漏れ防止。

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丸一日漬け置きした状態がコレ。 結構キレイになりました。
・・・が、納得いかない(^^;

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サイレンサー出口がどうしても綺麗にならないので
リベットをカッ飛ばしまして分解清掃。 再び漬け置きでココまできました。
あとはブラシでゴシゴシと。 
納得いく綺麗さになったのですが画像撮り忘れました(^^;

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画像がありませんが、チャンバー側が苦戦しまして。
最初の漬け置きの後、液を抜こうとしたのですが 溶けたカーボン汚れで出口が
塞がって液が出てこなかったり・・・(^^;

一度では納得いく状態にはならず、計3回ほど施工を繰り返しました。
洗浄液を抜いてはブラシでゴシゴシと。
その際大活躍したのがこのブラシ。 お陰で納得いく状態になりました(^^v

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内部洗浄終わりました。 パンチング部はソコソコで(^^;
チャンバーは適当にサビ落として耐熱塗装。 サイレンサーも適当磨きで(笑

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サイレンサーエンドにリベット打ちまして
グラスウールグルグル巻き。 各部隙間はのホルツ製品使ってみました。
・・・安いので(^^;  今思えば少量だけどモリワキ製品のが安かった。。。

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入手時装着されていた状態は ジョイント部に使われていたのは
ラジエターホースで繋がっておりまして、 ソレは無いだろ、と切断。

折角だから、と 純正品を用意したトコロ・・・あら?

チャンバー出口径が22mm。 サイレンサー入口径も22mm。
純正ジョイントは22mmと24mm。  ダメじゃん(^^;

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んじゃ足しちゃうべ。 アルミ板を丸めて巻き付け。
コレでイケるでしょ。

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いよいよ車体装着。
やっと終わるわ~なんて思ったら・・・長さ足りない。
なんだコレ。 どこぞの安物チャンバーだなコレ。
流石にイラッとしちゃいました(^^;

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仕方ないので採寸して、パイプ切り出してくっ付けて塗装。
無事装着と相成りました。

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まだまだ続きます。。。


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吸気系 キャブレターとリードバルブ

引き続きボロボロKSRの再生作業の続き。

取り敢えずエンジンは終わったので吸気作業いきます。
まずはリードバルブ。

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それなりにキタナイですが 使えない代物ではなさそう。
バラして掃除して組み直して完了。
バルブの隙間を計測するも・・・問題無し・・・ってか、ゲージ入らない位
ピッタシだったり・・・コレでいいのかね(^^;

すっかり平べったくなっているOリングが気になります。。。

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続いてキャブレター。
実はこのキャブが購入時ついておらず、気が付いた時はショックでした(^^;
欠品バイクを起こすのは面倒が多いのです。

・・・ま、古い原付キャブなんざ中古で3千円位だろ、なんて思っていたのですが
・・・トンデモナイ。 1諭吉です。 恐ろしいぜKSR。
イイ歳したオジサン達が争っているのです。  そんなワタシもその一人(^^; 

リプレイス品の選択肢もありましたが、純正品で始めたかったんです。

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売り手の方も良識を備えていそうなのでポチってみまして
期待通りの良品で安心しました。
バラしていつもの徹底清掃。

・・・スクーターキャブと違ってやたらOリング多くて驚きました。

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キャブ欠品という予想外の出来事があったので、出費を抑えるため
新品にする予定だったリードバルブもインマニも中古で対策。

そのまま装着では2次エア混入の可能性もありえるので
ガスケットを切り出してみました。
Oリングだけ部品出してくれれば助かるのですが・・・(^^;

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全て組み付けて ここまで完了。


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次は排気系統です。
早くエンジン掛けたいな(^^

ピストンとシリンダ組み込み

お次はピストンとシリンダを組み込みます。

まずは入手時のエンジンの画像。
ま~キチャナイですな(^^;

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早速ヘッドを・・・と行きたいトコロですが、ウォーターラインの状態から。
パカッと外すと・・・あれ? 
ここにサーモ付いてると思ってたんだけど・・・無い(^^;
オトコらしく撤去してしまったのですね。。。

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続いてヘッドを外します。
2サイクルは簡単で良いですね。 スグにピストンと対面できます。
見事なカーボンヘッドでございます。 

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この後シリンダーを外す訳ですが・・・コイツどうやって留まってるの?
・・・ってな感じでナットが見つけられませんでした(^^;
なるほど。 埋もれてたのねw

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シリンダとピストンの状態は思いのほか悪くなく、縦傷も僅か。
ここまでのボロ車体だったから覚悟していたのですが、はじめての朗報でした。

早速洗浄液にドブ漬けです。

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散々使いまわした洗浄液も大分効果が薄れてきたようで。
それでもカーボンは落ちてくれました。

目立つトコロはそれなりに綺麗にしたいので・・・塗ります!

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ハイ。 塗りました。
面倒臭かったのでボルトごと(笑

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組み込みに入る訳ですが、装着されていたピストンはサクラ模様の品物でして。
インターネッツの情報によると 『このダメピストン!』 ・・・だそうで。

まだまだ使えるのにな~勿体ないな~どうしようかな~
リング換えるだけじゃダメかな~

・・・悩んだ結果、新調しました。 
原付のピストンなんざ高くても3千円位だろ、なんて思ってましたが5千円でした。
物価上がってますね・・・古いからかな?
リングも高かった・・・。

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そそくさとピストン組み込みまして、シリンダ装着・・・って
クリップ脱落防止のためのティッシュ取ってなかった(^^;

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ワタシにしては珍しく丁寧に組み込みまして
ピストンのセンター出しなんてやりました。
昔はそんな事やりゃあしません。 トルクレンチも使わなかったし(笑

んで、ヘッド付けてサーモも装着です。
やはりあった方が良いと思うんです。。。

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これにてエンジン作業終了。
元々腰下もバラすつもりだったのですが、クランクのガタも少なく
クランキングさせた感じで、大丈夫じゃないかな? なんて思ったので
腰上だけで済ませてしまいました。

エンジン掛けて早々に壊れたら泣けるな(^^;

IMG_5318.jpg


さて、次いきます。


クラッチ側の作業

2021年始まりました~!   ・・・ってね。
元気に行きたいトコですが、悪化の一途を辿る感染症のせいで
あまり元気でませんね(^^;

個人一人一人の意識を変えて行動するしかないのですが
諸々事情もあるでしょうが、アレコレ文句が飛び交う始末で。
このままじゃ 今年もあまり遊べないかな、なんて思ってます(涙


さて、再生中のチビ助KSRのエンジン右側の作業です。

このキタナイカバーも塗装します。 目立つトコロは綺麗にしたい(笑

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カバー外しました。 シッカリ固着してましたね。
プラハンでトンカントンカン角度変えての作業でした。

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クラッチのセンターボルトをエアインパクトで外しまして
クラッチ点検です・・・って、クラッチ本体の画像撮ってませんでした(^^;

5299-1.jpg


スプリングはKSR80純正のようですね。。
ネット情報によると、あまりイケてないブツらしく、多くの方が強化品に替えるそうな。
乗ってみてダメだと感じたら交換する!って事で マニュアル記載の規定値内だったので
そのまま使う事にしました。

クラッチプレート群も規定値内だったので、コチラも交換ナシです。

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今回やりたかったのはオイルポンプ無効化です。
混合仕様になる訳ですが、今回入手した車両は既に混合仕様で使われていたようで
オイルタンクが無く、ポンプ配管にネジが突っ込まれていました。

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画像のピンを無くすのがキチンとしたやり方ってな事でピン撤去です。
22mmのボルトは結構なトルクで締められているので
エンジン逆側のフライホイールをロックさせて手作業で外しました。

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ピン撤去後、ボルトを規定トルクで締め直し、クラッチ組み込み
カバー取り付けですが、ここのガスケット貼り付けの際 今回初登場の液ガスです。
パーマテックスのナントカ言う代物ですが、コイツを使うと
次に外す時ガスケットが破れる事無く綺麗に剥がせるんだとか・・・。

ホントかどうか知りませんが試してみたかったんです(^^

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クラッチカバー取り付けてポンプ付けてカバー付けて完了。
おそらくまた開ける事になるんでしょうが取り敢えずここまで終了♪

カバー留めるボルト類は全てラストリムーバで処理しました。
錆も落ちて防錆処理もされるので、見えるトコは全てこの処理でやってます。

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次は腰上です。

ZX10ブログの一発目がKSRになっちゃいましたが・・・

今年も宜しくお願いしま~す(^^
プロフィール

Tono。

Author:Tono。
kawasaki ZX-10とTono。の日常をダラダラ書いていきます。

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